2023-12-09から1日間の記事一覧

神戸新聞読者文芸…私のメモリアル①

神戸新聞文芸 掲載作品(入選作品)…児島庸晃 〇短歌部門〇 2011年神戸新聞文芸年間賞 短歌部門最優秀賞受賞 「神戸新聞文芸」2011年の最優秀賞の発表が12月26日にあり、短歌部門の最優秀賞に私(児島庸晃)の次の作品が新聞紙上に掲載されました…

句心と言うものは…現代の俳句言葉

作句時の作者の心中には、無心に目視している必死な心があらねばと私には思える。この時は心は純色であらねばならない。心は目視にだけ集中できる無に等しい心境が存在していたのだろう。汚れのない心中が目視には必要なのである。この時に、はじめて目視は…

ヌーベルバーグ時代の俳句…ふたたび

俳句を詠むに意味で読まないこと 児 島 庸 晃 目視して物を受け取る時、その感覚は意味で受け取っているのではなかろうか、と思う時がある。それらは頭で判断していると思われているのだろうか。だが、実際は情感で物を見ているのである。俳句が意味の句の表…