2023-12-25から1日間の記事一覧

俳句における味のいろいろ

俳句の個性とは…そのように思って俳句の道を50年余も歩いてきた。だが、私にとっての俳句の道の始めは、高校生のときだから遠い昔である。…にも関わらず、いったい何を学んできたのだろうか。未だに何も会得していないのだ。そしてその多くは俳句の味を、…

神戸新聞読者文芸 私のメモリアル③

神戸新聞読者文芸 小説部門入選作品 河 川 敷 の 哲 ち ゃ ん 児島照夫(庸晃) (2004年3月8日朝刊掲載) 冷たい雨の日だった。「お願いだから死なせてくれ」。私の手を掴み必死に懇願する男。名前は哲ちゃんと言う。足首にくくりつけるコンクリ^と…