2023-12-23から1日間の記事一覧

梅の季に思う(2006年3月12日記述)

梅の村ハープ奏での雨になり 児島庸晃 今日は朝から雨の一日になった。春になる前には雨が多く、そして雨の後には寒くなる。体の調子がガタガタと崩れる。頗る悪い。 …こんなとき気分を良くしようと「雨」に目をむけても自分自身を勇気付けてみたくなる。雨…

奇物陳思と言うものは(2006年3月10日記述)

立冬やひとはぬくみを目に灯す 児島庸晃 ときどきではあるが俳句の出来る場とか瞬間のようなものははたして何なのだろうか…そんなことを真剣に考えてみる。奇物陳思と言う俳句の基本は発句が俳句として独立独歩を始めたときから変わりはない。しかし今「奇物…

俳句言葉と日常言葉は違う

日常言葉俳句には緊張感・臨場感が感じられない 児 島 庸 晃 俳句作品と呼称されるものを見ていて、これは一行詩なのか短詩なのか、と考えてしまう場合がある。もっとも俳句は定型と言われる五・七・五の約束ごとはある。だが、現代俳句は非定型や多行形式も…