私個人のメモリアル①

        おーいお茶自販機販売のお茶に私の俳句掲載

               児 島 庸 晃

 おーいお茶第25回新俳句大賞入賞 私の俳句掲載のお茶が贈られてきました。インターホーンが鳴り外へ出てみると荷物を持って立ってる人がいました。受け取ってみて吃驚。自販機販売のお茶2ダース入の箱。何なんだろうと思い箱よりパッケージを取り出し見ると、私の俳句が掲載されていました。…まったく忘れていました。大賞佳作特別賞に入賞していたことを…。改めてじっーと見る。この大賞の応募数が30万句あったことを思い出す。何の期待もなかった時のことを再び思い出す。

   大寒や母百二歳口に紅    児島庸晃 

この句、施設に入っている母親のことなのですが、私が訪ねたときのこと。施設の職員の勧めもあって化粧していたのです。気持ちを若くして楽しむためのものだったのだろうと、いまでも思っています。  (2016年7月19日記述)